タイトル



カーテンは閉まっている。


さっきの男子は
もういないだろう。




宗太くんは
席に戻った。







『ぶりっ子、止めないの?』







私は何も言わなかった。

それを見て
また書きはじめた。







『創った可愛さなんて
誰も可愛いとは思わない。』







ノートや教科書とか
全て片付けて

図書室を出ていった。