俺は席をたった。


思ったより
痛さがキツかった。



凛の家は前も来たことあるので
まぁまぁ場所はわかる。



リビングを出て洗面所に立っていた。



後から凛がやって来た。



「大丈夫か?」



俺は頷いた。

『戻ってろ』

目の前にある
鏡に書く真似をする。





ぎこちない返事をして
廊下に消えた。




「ふぅー」






俺は座り込んだ。