「やぁ、神たん( *・ω・)ノ
私に勉強教えてくれないかい?」
なんか
ユルカって子までいた。
この前俺が座っていた
赤い椅子に座っている。
その隣に
渡邊さん。
俺は彼女の前に座った。
チャラ男はその隣に座る。
『何がわからないわけ?』
と開いたノートに書く。
「ここ」
数学のある問題だった。
『渡邊さんならわかるんじゃないの?』
すると
渡邊さんは顔を背け、頬を赤らめた。
「ゆかちゃん、教えるのは
あまり得意じゃなかったんだよ、ね?」
凛が
フォローに入った。
…そうなのか。
『試しに教えてみてよ、俺に』
俺はある問題を
指差した。
「えっと、
これはこんなってこう」
問題の次に答えが出てきた。
次の問題を指し示す。
「…これは
こう書いてこうっ!!」
変なよくわからない図形を書いて
やっぱりすぐに答えが出てきた。
俺たち四人に
変な沈黙が流れた。


