ガラスの低い机と
白いベットに黒の枕。


机は白く
椅子は黒。


飾りはない。

タンスとかも全て
モノトーン。


たまに水色とか茶色とかあるけど…。

あっ、全身鏡は
赤い。





「…。

確かにあまり
私っぽくないかも…」






ぶりっ子らしくはないかも…







「それよりも、ゆか。

決めた?服。」






見回していた目を
ユルカに移す。


彼女はいつも通り
ニコニコしていた。



私は一口お茶を飲み、
クローゼットを指差した。




彼女は
ニヤニヤし始めた。







自分で出したお茶菓子を
つまんた。