ピンポーン
もう来たらしい。
まだ5分しかたってないのに…。
これは
こっちに向かいながら連絡してたな…。
「お邪魔しまーすっ!!」
可愛らしい顔に
今日の服は似合っていた。
ピンクのふわふわした上に
ショートパンツ。
なんか、
動きやすそう…。
「ゆかの部屋、どこ?」
私は
ユルカを案内した。
ついでに
台所に寄ってお茶菓子を用意。
「えっ!?」
部屋に入って
ユルカが声をあげた。
私はお茶をのせたトレイを
持っていた。
部屋の真ん中にある低い机に
それを置く。
「ゆかっぽくないね…」
ユルカは座った。
私は部屋を見直した。