「母さん。」 俺は 部屋から出てリビングへ向かった。 母はいつも通りだった。 いつものように 夕飯の準備をしていた。 「ん、なに?」 「っ!?」 出したいのに 声がでなかった。 出そうと思えばでるけど、 多分相当痛い。 母さんは黙って リビングを出ていった。 すぐに戻ってきて小さなボードを渡した。 ホワイトボードだ。