翌日、
私はいつものように教室で男子共と
話していた。
そこへ
ずかずかと一人女子が割り込んできた。
「どけどけ」と男子の海を
泳いでいる。
私の所まで来ると
机にドンッと音をならしてニコッと笑った。
そして、
頭をガバッと下げた。
「…勉強を教えて下さい!!!」
「はっ!?」
ぶりっ子とはほど遠い
驚き方をしてしまった。
私は仕方なく、
彼女の手をひいて教室をあとにした。
校舎裏。
神影くんが育てている花壇があるところだ。
「…わっわた、
ハァハァハァハァ…わたなべ、さん」
しまった。
全力で
走りすぎた。
私たちは
近くのベンチに座ることにした。


