「…渡邉さんのお母さんってさぁ、」 いきなり 話が変わった。 私のお母さんの話だ。 チャラ男くん…、 凛くんにでも聞いたのだろうか。 「どんな病気で死んだの?」 神影くんがこちらを 向いた。 目が合う。 …中学の頃を思い出す。 ヤバイ。 「…ゴメン、なんでもない。 じゃあ。」 フラフラと 病院を出て行ってしまった。 追いかけることは できなかった。