「じゃあ次はユッペね」 「げっ」 でたユッペ。 その単語を聞いて私は眉間にしわが寄ったのが分かった。 全く、私の顔は正直なんだから。 「佐山 雪平、6組、あだ名はユッペだよ!」 「ちなみにあだ名の由来を聞いてもいいかな?」 「ゆきひら、なんだけど平のほうはぺいとも読めるんだよね。そこからユッペ」 「なるほど」 「余計なもんまで教えやがって」 ギロっと睨まれた。 こ、怖い。さすが不良。その目付きの悪さはダテじゃない。 内心怯えながらもキタロの自己紹介の続きを聞く。