「俺・・・結衣ちゃんのことが好きなんだ。付き合って!」

先輩が・・・私のことを好き?

「嘘ですよね?」

「嘘じゃないよ!本当に!」

先輩の耳も顔も真っ赤。

まさか・・・先輩が。

私のことを好きなんて!

思わず涙が出た。

「結衣ちゃん!?そんな嫌だった!?」

先輩はおろおろしながら私の顔を覗き込んできた。

「違います・・・!嬉しいんです!」

涙が出るほど嬉しかった。

夢だと思った。

「先輩・・・私も先輩のことが好きです!」