その背中と


さらに激しくなり息ができなくなるほどのキス。

「あっ…」

爽也くんの胸を叩き、訴えるけどさらに強く抱きしめられてしまった。

「そ…や…」

私は最終手段として、爽也くんの…爽也くんを触った。

びくっと動いて、力が緩んだすきに腕の中から抜け出す。

「はぁ…はぁ…はぁ…こほっ」

顔を上げると、唇に触れながらいやらしく微笑む爽也くんがいた。