初恋の嘘。

「ご、ごめんありがとう……ほんとに……怖かった……」

久しぶりに聞くその声にほっとした。
また、会えたんだ……颯汰に……。

ほっとしてると、颯汰の姿はもうなかった。


こんな怖い思いしたのに
颯汰に会えただけで、落ち着いた。