「あーえっと……じゃあ……」

わたしには文化祭の係を決めてる場合じゃなかった。

わたしの幼なじみで初恋の人、瀬崎颯汰に偶然こないだあってしまったのだ。もう会わないって思ってたのに、忘れるって決めたのに。


頭の中から離れない。
だってあんなことされたら……