ただいま。

やがて、公園から一人、また一人と人がいなくなり、辺りは闇にとっぷりとつかった。

ポケットからスマホを出すと、私は亮ちゃんに電話した。

亮ちゃんの声、聞きたい。
亮ちゃんならなんて言うんだろう?


「もしもし…くるみ⁉︎お前、何処行ってんだよ!叔母さんが心配して今皆で近所探してるんだけど。」



「ごめん…」




「何処に居るんだよ?迎えに行ってやるから、ちょっと待ってろ!」


「…桜坂公園。でも、お母さんには言わないで。一人で帰れるから大丈夫って。まだお母さんと顔、合わせたくない。」


「…んだよ。何だよそれ…お前のことどれだけ心配してると思ってんだよ⁉︎」




亮ちゃんが怒鳴った。
最後に怒鳴られたのはいつだったけ。


亮ちゃん、そんなに怒られること、私してる?