ただいま。

そんなことを聞いたらきっと関係が壊れてしまうから、だから目を瞑る。


もし、亮ちゃんが私を大事にしてくれなかったら…私は亮ちゃんを大事に出来るのかな?



付き合うって素敵なことなんじゃないの?


どうして?胸がこんなに痛い…



「ああ、くるみ…ちょうど良かった。今度ね、引っ越そうと思ってるのよ。」



亮ちゃんのことで痛かった、心の中に水の音の様なものがピシャッと響いた。



ーーこのお花見はお楽しみ会みたいなものじゃなくて、お別れ会だったのだ。


その事を亮ちゃんも私も初めて悟った。


私は13。
一人で歩くにはまだ幼過ぎて、お母さんに付いて行くしかない。