晴れた日に…

私がシャワーからでると、
悠弥は上半身裸で、ベッドに肘をついてテレビを見ていた。

テレビから流れてくるドイツ語は、
私には半分も、わからないが、
彼にはわかるのだろうか。

この人はこの若さで単身ドイツに来て
自分の世界をしっかり開拓している。

どんなに苦労があっただろうか。
何もかも1人で乗り越えてきたに違いない。
細い身体だと思ってた彼の引き締まった背中は、逞しくそして力強い男の背中だった。

悠弥は私に気づき、こちらを向いた。

ごめん、寝ちゃった…。


彼はベッドを転がり、こちらを向いた。

私は、思わず彼から目をそらす。
さすが、スポーツ選手。
海に行ったってここまで筋肉があったり、引き締まって細い男はなかなかいない。

ごめんなさい、悠弥くん。
まさか、起きてると思わないからガウンで出てきちゃった。
ゆっくりしてて。私、そろそろ酔いも覚めたし帰るね。