晴れた日に…

私はルージュを握りしめた。

何故、返ってきたのだろうか。
ノイアー?誰なのだろう。
何のサインなのだろうか。

本当にわたしのだろうかと思い、蓋を開けたそのとき。

幾重にも折られた白い紙が出てきた。
所々、赤い口紅が付いている。