黄昏時に出会った君


悩んでいた僕に


君は優しく微笑みこう言った




「黄昏って日が落ちて人の顔が判別できない今くらいのことを言うのよ」




僕は顔をあげ君をみた


君の輪郭しか見えない




「だから次の日に会ったとき誰?ってなってもおかしくないのよ。だから誰そ彼…黄昏」




僕は君が何を言いたいのかわからなかった



「また明日あなたと会えたらそれは運命だと思う」




僕は黙って聞いていた





「またね」



と言い君は去っていった