「おい、越後お前また、髪染めたろ?
それに進路調査書早く出せ」
「あたしは、どうでもいいし、高校なんて行く気ない」
「お前の好きにしろ俺は、お前なんて居なくても進学しなくともどうでもいい
寧ろお前なんて通信でも定時でもその様だからな」
「そ、ならいいよ私はそれでこんな学校2度と来ないからな」
私は、朝のホームルール直後、早退した。
誰も私の味方なんていない。
皆、大嫌いだ。
自分の利益しか考えない糞みたいな担任に
介護づかれで祖母を殴って服役した母親、
アルコール中毒の父親。
私を、異様なものを見るような目で見る
同級生。