君の名前は 美陽(ミヨ)。 名前通りほんとにきれいなこで笑うと太陽みたいに暖かかった。 美陽と出会ったのは、クリスマス間近のある日。 病院のきれいに飾られたクリスマスツリーの下でのことだ。 僕は外へ出ようと外来受付の横を通り抜けたとき、クリスマスツリーとそれを見つめる美陽を見つけた。 迷いなく声をかけたよ。 「きれいなクリスマスツリーだね。」 って。