あの日の君と今の君と




ありさsade



翔平くんと電話を切ってから10分ほどが
たった。



今頃、優愛どこにいるんだろう……



あたしは、優愛のケータイに電話をかけてみた。



プルルルル~♪プルルルル~♪



『お掛けになった電話をお呼びしましたが
お繋ぎできませんでした。』



「やっぱり、ダメか……
どーしよー………優愛………」






その時、



「ありさちゃんっ!ごめんっ お待たせ!」



「翔平くん…………と……星夜くん?
なんで?」



「あー……ありさちゃんと電話を切ったあと、星夜にも電話をかけたんだ
探すんなら、人は多い方がいいだろ?
それに…………なっ星夜?」



「は?なっ ってなんだよ……」



「だって……優愛ちゃんが昔の記憶を
全部は思い出してなくても、感覚だけでも
星夜のことを覚えてるんなら、多分、
星夜との一番思い出の場所に行くと思うんだよね~~♪
まっ! これは、俺の勘だけど♪
結構、当たるよ~~♪ 俺の勘♪」



「今は考えてる暇なんてないよ!
翔平くんの勘にのいう通りにしよう……
………でどこなの?優愛との一番の思い出の場所って!」



「え………一番か………
もしかして……あの約束をした場所かも……いや、そこしか思いつかない…」



「おしっ!じゃぁ、そこにいくか!」



「星夜くん!その場所に案内して!」



みんなで走り出そうとしたとき、



プルルルル~♪プルルルル~♪



「こんな時に電話!?誰のよ!……って
星夜くんの電話じゃない?」



「あっ…ほんとだ……ごめん…」