なぁ…優愛…お前今どこにいんだよ…。
心のなかでそう問いかけた…。
『 星夜! 』
ふいに優愛の俺を呼ぶ声を思い出す。
いつものことだ…。
ふぅ、とため息をついて空を見あげた。
すると、
「あら、星夜くん、ため息なんてどうし
たの♪」
俺をばかにしたような口調で話すやつは
ただ一人…。
「 翔平…お前…。」
こいつは、
笹月 翔平(ささづき しょうへい)。
俺の親友みたいなやつだ。
「 なになに?朝からご機嫌ななめの
星夜くん♪」
「 翔平…朝からうるせー…」
「 あっ…もしかしのもしや…お前の
だーいすきな優愛ちゃんのことかい?」
翔平はニヤニヤと笑いながらお腹を抱えている。
「 翔平…お前…かなりウザイ…」
「 あら…図星?」
翔平はごめんごめんといいながら俺の肩をポンポンと叩いた。
「 ……優愛……」
「 お前の愛しい声をもう一度聞きたい…」
「 翔平……いい加減にしろ……」
「 はいはーい♪」
翔平のせいで朝っぱらから疲れた…。

