そのとき
チャリんチャリン♪
「あっいたいた、星夜くん!!」
ありさと優愛が凄い勢いでドアを開けて入ってきた。
「ありさちゃ~~んこっちこっち♪」
前を見ると翔平がにこにこしながら手招きをしている。
ん………?なんだか……優愛の様子が変だ。
疲れてるのか?顔色が悪い。
「星夜くんと翔平くん?ごめんね……
いきなり……」
「あっ……いや……俺たちは別に……
なぁ、翔平?」
「うん!!そうだよ!気にしなくていいよ」
ありさが謝っていると、優愛がありさの制服の袖をぐいぐいと引っ張った。
「ん?どうしたの?優愛」
「…………あの………私、帰るね」
「えっ!?なんで!!いきなり……」
「用事が………あるから……」
「えっ……昨日聞いたときは大丈夫っていってたじゃん……」
「そっ………それは………」
優愛は黙りこんでしまった。
「優愛………大丈夫か?顔色悪いけど」
俺は思いきって優愛に声をかけた。
俺が優愛に近づくと、優愛はあとづさりをした。
「優愛………?」
俺は優愛に手を伸ばした。
すると、
パァン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
店内に大きな音が響いた。
優愛が俺の手を
を叩いた音だった。
「…………って………」
翔平とありさは俺たちを見て硬直している。
誰よりも先に優愛が口を開いた。
「私に触らないで………触れてほしくない……………特にあなたには……
あなたを見ていると、頭が痛くなるの……声もかけないで………」
優愛は、そういうとカフェを出ていった。
俺は言葉が見つからなかった。
「星夜………大丈夫か?」
「…………翔平……大丈夫って……俺にも、何がなんだか…………」
「……あのね………星夜くん……あたしが
話したいことって、優愛のこと……なんだ……」
「……ありさちゃん……君……やっぱり何か知ってるのか?」
翔平がそういうと、ありさはうつむいてしまった。
「まっ……とりあえず、星夜もありさちゃんも席座ろうぜ……」
翔平の言葉で俺たちは席に座ることにした。

