一粒の涙

ーーーー次の日ーーーー
今日も優に会いに行こう

「う、うわーん」
泣き声?
優?

トントン
とりあえずノックをした
「あ、愛理か」
え、目赤い
泣いてたの?
「今、泣いてたの?」
「泣いてなんか…ないよ」
「え、嘘」
「嘘じゃねーよ」
「嘘つかなくていいんだよ?泣きたい時はいっぱい泣いていいんだよ?辛いし、苦しい。そんなの知ってる。優が何か我慢してるのは耐え切れないの」
そう言ったら急に優の顔が私の胸にきた
そして、泣いた
「俺、サッカーしか取り柄がないからもう何が何だかわからないんだよ。もう俺どうしたら………。女の前で泣いたの初めて。俺ちょーだせー」
え、違うよ
違う
「全然ダサくなんかない。だって優は私を助けてくれたんだよ?私のヒーローじゃん優はめちゃかっこいい」