「疲れた」
ひとしきりないて涙が止まった時1人でそっと呟いた
里菜にも伝えなきゃ

大加味里菜
彼女は私の友達で私と明人をくっつけてくれた人
だからやっぱ報告しなきゃな…

「はぁ」
ため息が出る

プルルル…
プルル…

「もしもし？」

あっ里菜？

「うん、どした？」

えっと…報告があって…その…

「なになに？」

えっと私ね別れちゃった

「えっ？えっ？なっなんで？」

あのね、好きな人がいるんだって

「はぁぁぁぁあ！？」

えっえっとそういう報告です……

「ありえない！なんなのアイツ！」

あはは

「よし！合コンしよう！」

へっ？　

「心を癒やすためには新しい男でしょ！」

えっえっとうーん？

「いいからいいから！明後日５時半頃にうちに来て！」

えっ！？

「強制だから！じゃね！」

無理矢理話を進めてしかも電話を切られてしまった
これからどうなるんだろうと
もう一度深いため息をついた…