「じゃあ!またね!」 

「バイバイ」

彼に手をふってわかれた。

家へ帰って手紙を読み終わったとき
ドアが急に開いた
「小春!」

そう大声で名前を呼ぶのは隣に住んでいる
幼なじみの滝田隼人

「なに?急にどうしたの?」

「お前、昨日俺の家に忘れもんしてんだよ!毎回毎回忘れもんすんじゃねーよ!」

「ごめん…」

「どうしたんだよ、変だそなんかあったのか?」

「なんもないよ」

「…何かあったんだな」

「何もないって」

「俺がわかんないわけねーじゃん、言えよ」

なんで分かっちゃうのよ…
「隼人にはかなわないなぁ…流石幼なじみ」