いつか天使が現れますように

驚いた…
まさかほんとにカットしにくるとは思ってなかった…

カット中は他愛もない話をしていた
なぜか髪に集中していると普通に喋れる
ほんと不思議だな
自分でも思ってしまう。

でも、ホント綺麗な髪

「いつもなにかケアしてるの?」

「えっ?してないですよ」

「そうなの?アイロンとか使ったことある?」

「うーん?使ったことないです」

「そっかぁ」

ほんとに綺麗でずっと触ってたい…
そんなことを思う…
なんか変態みたい
そう思うと一人で笑ってしまった

「えっとどうしたんですか?」

「あーなんでもないよ、俺って変人みたいだなって」

そういうと彼女はくすくす笑った

「祐貴さん別人みたいですね」

「そう?」

「なんか、自分のこと俺って言うし、この前より楽しそうに笑うから」

そう言って彼女は俺を見つめて…

「かっこいい!」

そう笑った。
そんな彼女を俺は可愛い…
そう思ってしまった。