四月、別れと出会いの季節。
卒業、入学・・・それぞれの道を行く。僕も大切な先輩との別れが来た、そんな時君と出会ったんだ。

舞い散る桜の中、僕はここ奏鳴学園の三年生になった。去年とは違い頼れる先輩などいない今年は僕が最高学年なのだから。と思い込んでも三年生という自覚がわかない。先生や親には三年生になった自覚を持ちなさいと言われるけど無理だ。自覚ってどう持てばいいんだ。このように悩みという闇に落いっていく今日この頃だ。ちなみに今僕がいるのは学校の体育館でこれから始業式。まだクラス発表はされてない。
誰が担任やクラスメートになるのかはだいたい予想がついている。この聖奏学園は聖席順でクラス別けされる、A、B、C、F、って感じでね。え?なんでABCってきてDじゃなくてFなのかって?頭が悪すぎるクラスってのがFクラス、そんでもってまぁまぁなのがCクラス、頭いいかな?位がBクラス、もう、天才!ってのがAクラスってわけ!僕はどこなのかって?フフフ、さぁ?どこだろね?まぁFじゃないのは確かだよ。
えーっと、久城、久城真也、あった。
・・・・・・・・唖然。



なんと、




Fクラスでした。
名前書き忘れちゃった(テヘ
ってテヘじゃねぇよ。何してんだよ僕!!!
先生に言ったら仕方ないね♪って言われたぞこのやろう。はぁ、諦めるか。ぶっちゃけこの学校には特別ルールがあって中間試験や期末試験の結果でクラスが変わるんだよね~!
だ・か・ら中間試験までのガマン、ガマン。
と、まぁそれは置いといて!クラス見に行ってみるか♪どんな人がいるのか楽しみだな~。