かわいい、あいつ




莉衣ちゃんが出ていった教室で一人浮かれていた。












「あっあの!!!」


「……………え?」









急に声がしたドアの方を向くと、一人の女が立っていた。








「俺?」


「は、はい!あの…翼君…」






翼君とか…






教えてねぇのに何で知ってんの?






ってか馴れ馴れしいだろ初対面なのに。











莉衣ちゃんに呼ばれたらは別として。









「えっと……ずっと、翼君のこと見てました!!」


「…………?」






ずっと見てたって…………






  

え、ストーカー!!?







「好きですっ!付き合ってください!」


「え」


 

告白?







俺に?










「ごめん、あの…。初対面だし、名前も知らないから…付き合うとか無いわ」







ちょっと冷たかったかな…








「じゃ、じゃあこれから!!色々話したいです!」


「え」


「いいですよね!?」


「まぁ別に…イヤではないけど…」


「では、よろしくお願いします!!」







なんだこの流れ




俺、超流されてんな