「やっと起きたのか。」

「わっ、若王子くん!?!?」

若王子くん…授業行ったんじゃなかったんだ。でもこうして若王子くんと二人っきり…!ありがとう先生、ありがとう神様!

「…姫には、感謝している。」

ん?いきなりどうしたの…?

「こーして授業サボれるしね!俺と姫、二人きり…。」

若王子…くん…?

「なんかさ、姫と王子のカップルって素敵だと思わない?」

「姫と俺、噂になろうよ。」