悪魔な秘密の巫女男子



ルラが楽しそうに、言葉を付け加えた。

「風は守り。
 でも、あなたは水の巫女。『水』にあてた手紙が『風』とともに帰ってきたら

 あなたは、水にも風にも 守られている『巫女』

 ってことになるの。ふふ。わかる?アサヒ?
 風に守られたもにちょっかい出した・・・っていう恐怖。」

いえ、さっぱり わかりません。

首をかしげると、
水の守護師が、はぁ。とため息をもらした。

「風の防御は・・・毒と呪いを含みます。
 アサヒ様をお誘いする方は 減るかと思います。」

「ど・・毒?呪い???」

お・・おっかねぇ。


思わず、たじろいで、椅子からまた転げそうになる。

だから、さっき 立ちくらみしたのか?


「大丈夫。アサヒさんに毒とか回してないし。
 ふふふ。
 ただ、今の返事たちには・・・ふふ。
 楽しみです。」


・・・うん。僕、絶対この風の守護師には逆らわないようにしよう。


こういうにこやかな奴が一番 厄介なんだ。


「さて、王にはどうしょうかなぁ。
 水さんは、どうする気だったの?」

「はい。・・・応じて お断りを・・と」

「えぇ??強気だねぇ?あの、王が 断りを受け入れると思う??」

「・・・・」

水の守護師は ぐっと黙った。
きれいな顔が曇る。

おいおい。
僕、無計画で 王の御前に引き出すつもりだったのかい。