悪魔な秘密の巫女男子


僕としても、食べられて死んでしまったら
家に帰られないからやめてほしい。

ってか、
風の守護師の鋭いまなざしに
一瞬 ひるんだ。

五歳ぐらいのガキなのに・・・



と思ったら、
ふらぁっと目が一瞬くらんだ。


「あ。ごめんね。
 ちょっと、いただいちゃった。」

ぺろっと舌を出して、風の守護師が笑った。

背筋がゾクっとした。


ふれられた、手がやけに冷たくなる。

あわてて手を払うが
その拍子に、ぐらぁっと体勢を崩して椅子からも崩れ落ちる。



「アサヒ様、下がって!!風の守護師!!!」

水の守護師が言い放つと、ぶわっと水滴とともにルラと風の守護師に向かって
水の矢が飛んでいく。


「やっだぁ。」
ルラがくるん と 空をまわると 優しい風が吹く。

しゅわっと
水の矢がはじかれて水滴だけが霧状に散った。


「ふふ。ごめんなさい。
 思わず・・・・っ!!!」

「風ちゃん??」

急に、風の守護師はがくんと膝をつく。