ふわっと
優しい風に代わって
「やっぽー。おっはよーー」
くるくるっと、
軽い身のこなしで ルラが、そこにいた。
「風の使者様!!」
「ルラ!!」
二人の声が重なる。
「え?? って、アサヒ様、かぶって!」
あわてる彼女に、ルラはきゃらきゃらと 笑って
「やだー、水ちゃーん。
大丈夫よーー。
わかってるから!!!!」
「え?? 」
びっくりして、大きな瞳を見開いた。
ルラはまたくるっと宙返りをしながら僕の頭にポテンと座る。
「ねぇ、アサヒ。
きっと、困ってるだろぉなぁって
だから、きたのよ。」
にこにこっと笑う。
「・・・アサヒって ・・・アサヒ様。
全部・・・ばらしたのですか・・・???」
彼女が泣きそうな、顔で僕を見つめた。
なんか、ごめんなさい。
「ばらしたっていうか・・・」
「ふふふふ~~。わかるわよ。精霊だもん。」


