あの、つやっぽい口から言葉が漏れる。 「では、水のーー言葉を。」 えぇいっ。 男は度胸。 あ、でも 女性っぽく、えぇと、 エラそうにーーーーー 僕は、水の巫女。 この中で、一番 美しく 冷たくーーー 王に さらなる力を。言葉を。 静かに、王の前に近寄る。 できるだけ、無表情で。 笑っちゃいけないんだよな。 水の守護師の彼女の緊張が 後ろから感じる。 いや、僕のほうが、 緊張してるからね! もう、どうにでもなれ。