悪魔な秘密の巫女男子


ここは二度目だ。

火の守護師と、ライガとともに
訪れた。

少し、戸惑いながら
宰相の後に続いて
椅子の前までくる。


火の守護師はひざまずいて
敬意を払っていたけど・・・

どうやって待つのが正解なんだろう・・

ちょっと焦ってると、
風の守護師が にこっと笑って
僕の前に立った。

「・・『水の巫女』。私が、呼びかけましょう。
 私の後ろにおたちなさい。」

「・・・風の・・」



風の守護師は マントを払って
杖を少し斜めに傾けて
膝をついた。

それを横目に
宰相も、静かに頭を下げる。



「我が 王。」

風の守護師の、高い声が響く。

ルラが、ちりん。と羽を鳴らして
杖の先に座る。


じゅわぁぁあ。

空間がねじれるような感覚。