悪魔な秘密の巫女男子


水の守護師は僕の手をぎゅぅっと握りしめて
空の道から逸れて、
落ちるように火の守護師のもとへと向かう

「う、わぁっっ!!」

おちる!と思った瞬間
ぶわっと浮遊感があたりを包み、
ゆっくりと、
ふわりと地面に着いた。




「火の守護師!!」

彼女が駆け寄ると、
兵士が一斉にびしっと敬礼をする。

「あ、水のー、来たのか。」

力なく微笑む。火の守護師。

僕は、一歩離れて、彼に近づく。

あんまり近くによると、アサヒだって気が付くかもしれない。

「いま、回復の魔法を・・・」

「いや、やめてくれ、
 君は今からひずみを閉じ込めないといけない。
 魔力の無駄遣いだ。
 ちょっと休めば、大丈夫。」

にかっと笑う。
心配させまいとして、
無理やりに 体を起こす。


「しかし・・」

水の守護師はそれでも、心配そうに
覗き込むように、
火の守護師を覗き込む。

覗き込まれた火の守護師は、
ちょっと照れたように笑ってから、
顔がほんのり赤くなる。

わかりやすいなー。