悪魔な秘密の巫女男子


**



何分か後には
僕は、水の守護師と一緒に
彼女の従者であるスーラの背中にいた。


「スーラ、もう少し、早く。」

「はい。かしこまりました。」


彼女の杖が
ぽぉっと少し光る。

・・・振り飛ばされたり
風の抵抗をあまり感じないのは
彼女が『結界』というやつを作って
守ってくれていたんだなぁ。

あの、ライガやルラの魔法で飛ばされた時の
空を吹っ飛ばされる感じ、
ほんと、勘弁してほしい。


スーラに言ったあと、
彼女は僕に向き直って

静かに
僕に化粧を施し始める。

「ま、まだやるの?」

「えぇ、今回は、火の守護師さまが率いている
 火の部族も一緒でしょうから、
 念入りに、綺麗にいたします。」

そういいながら
ブルーのキラキラしたアイシャドーを僕の目のあたりにぐいっと
つける。

もう、口元も隠れるように
しっかり布も巻いてるし、いいんじゃないか?


なんて思うけど、
水の守護師はお構いなしに、
どこから取り出したのか
ブルーの宝石がちりばめられた
髪飾りや
ネックレスを僕に飾り付ける。