風の守護師と、ルラは
大きな出窓にひらりと登って、
ぶわぁぁあ と、風を纏う。
そして、
あっという間に空へと飛び立った。
「あ、あの、水の守護師?」
えっと、僕はどうすれば・・・
また、巫女になるのか?
「アサヒ様。そんなに、警戒なさらないでください。
その、
また、巫女になるお願いなんですが・・・」
「やっぱり・・・。
ってか、
僕、いつ帰れるの?」
はぁ。とため息もついてみる。
この、ひずみ とやらが、どんなに
大変なのものなのか
知る由もないが、
僕だって、毎回 巫女 なんてやってたら
いつバレるか気が気じゃない。
「アサヒ様。申し訳ありません。
でも、
今回は、アサヒ様のお力がどうしても必要ですので
お願いいたします!」
ばっと、片膝をついて、
静かに頭を下げる。
えぇ・・そんな、困る。
「わ、わかったから・・」
わかったしか言えないじゃないか。


