悪魔な秘密の巫女男子


光の球をすべて体内に取り込むと、
風の守護師は
立ち上がって、

くるりと持っていた杖を回す。


白と緑を基調とした服が、きらびやかに
緑色の式服に代わる。


「ねぇ、水さん。
 早くアサヒさんを『巫女』にして。
 アサヒさんだったら
 ひずみの靄を『吸い込める』かもしれない。」


「えぇ。
 わかりました。」

水の守護師も
アサヒに向かって
くるりと 淡い水色の光を放つ。


「おっと。
 って、服が・・・」

シンプルな白い上下を付けていたはずなのに
緩やかな青い布に代わる。

「アサヒ様。これもかぶってください。」

薄いブルーのショール。

頭からすっぽりかぶせられる。


「ね。ね。 
 風ちゃん。早くいきましょ。」

「うん。しーちゃん。案内して。
 ね。アサヒさんと水さんがくるまでに
 『まとめて』おくから!」

「わかりました。
 風の守護師さま、風の使者さま。
 よろしくお願いいたします。」