水の守護師の彼女は、
納得したように、うなづく。
「あぁ、分かりました。
口からの吸収ですね。
アサヒ様。大丈夫です。
呪術や、毒術を口から吸い取るのは昔からある手法です。」
「そうだよねぇ。」
「・・・!!!だからっ」
おいおい。
きっと、君らの中では口づけするというのは
僕が考え言えいるより
ハードルが低いんだろうな。
でも、あいにく僕は
どこでもキスするような環境では育ってないんだ。
「て・・・抵抗がある・・んだけど。」
まぁ、相手が風の守護師なら、
弟をかわいがる兄貴っていう
構図になるけどさぁ。
「えぇ、キスが一番手っ取り早いんだけどなぁ。
アサヒ。
じゃぁ、
息を吹きかけたらぁ?
ちょっと時間かかるけどぉ。」
ルラが笑いながら近寄ってきた。
「うん。そうだねぇ。アサヒさん。
お願い。
はい。僕の口元に息をはいてくれる?
ふーーって。」
え?
「・・・それはそれで、
は、はずかしいな。」
息、臭くないかな?
ちょっと気にしてしまうけど、
もう、風の守護師はじっと待っている。


