悪魔な秘密の巫女男子


手を握ってみたが、
ただ握るだけじゃぁ、ただの握手。

一応、
力が風の守護師に行くように、ってイメージもしてみたんだけど

まったく効果がない。



最初にやったみたいに、
風の守護師が、僕の力を吸い取って→逆に吸収させて→放出。

と、しようとしたが、
逆に力を吸われすぎて、
死んじゃうと困るので、この作戦は保留。


宰相さんの力が布に付着してた時のように
力だけを取り上げればいいんだけど、

その魔法を使うには、
ちょっと体力が、足りなくて、

今は、地道に風の守護師の体力回復待ちだ。



「ところで、風の使者さま?
 東の森は、
 いかがなさいました?」

水の守護師の彼女が、水の回復魔法をかけながら
不思議そうに、ルラに聞いた。



「あぁ!そうだったぁ!
 大変なの。
 ひずみができてて、靄が大量発生!!」

「「 えぇぇ!! 」」

水と、風の守護師の声が重なる。

うん?

ひずみってなんだ?
もや・・靄ってなんだ?

なにやら、大変らしい。