「あ~っ、もう可愛すぎて、我慢できないっ…」 甘い香り…。 抱き締められてる…。 「留里、スゲー可愛いっ。」 神谷さんは、あたしを強く抱き締めながら 「あんまり可愛くならないでくれよっ。」 ってため息をついた。 ………あたしは、ドキドキだけど、やっぱり神谷さんの腕の中は最高に気持ち良くって、ただ一言 「はい…」しか言えなかった。 そのまま、しばらくあたしは抱き締められたまま…………………… 気持ち良くて、気持ち良くて………………。 気付いた時、何故かベットの上だった。