「先週竜ちゃんち遊び行ったとき、襲われた…。会う度キスもしてたし、それ以上のこともしてたけど、あたし怖くて…。泣いたらやめてくれたけど、気まずくなっちゃってさ。」

竜ちゃんモテるから、それで離れていくのが心配って、ちほは笑いながらいう。


無理してるのがわかって痛々しい…。


「あたし、何も出来ないけど、ちほの話聞けるし、あたしは何があってもちほの味方だよっ。だから、ちゃんと竜ちゃんと向いあって話しなきゃ駄目だよっ」


「ありがとっ!連絡してみるよ。逃げてても始まらないし、会ってあたしの気持ち伝えてみるねっ。」


「ところで?留里はどうなの?神谷さんとキスくらいしたの?」


「しっ、してないっ……。」