~こどもの恋愛?!~

神谷さんの広い肩幅がハッキリわかる。

ハッ……。

あんまりジロジロ見ないようにしなきゃ…。

神谷さんから目を逸し、落ち着いて景色を見回してみた。

けして大きくはない露天風呂だけど、本当に自然の中にあって、木々に囲まれていた。

人工の壁とかなくて…。

石でできたお風呂。

熱めのお湯に冷たい風が気持ちいいなっ…。

…ポチャン…。


神谷さんがお湯に入ってきた。

「さすが北海道の温泉だな。自然の中で最高だよな。」

少し離れたところで神谷さんが言った。

「うん…。」

「留里…。こっち…。」

手招きをする神谷さん。

「恥ずかしいからっ。」

「いいから。」

……恥ずかしい……。

でも、せっかく……だもんね。

あたしは少しづつ神谷さんに近付いて行った…。