無言のまま、ハンドルを握る神谷さん…。 あたしの好きなメガネ姿だけど…。 何か言わなきゃっ…。 「あのっ…。ごめんなさいっ。あたし…。」 何も言ってくれない。 あたしのほうを見ようともしない…。 怒ってるよね…? 酷いことしたもん、あたし…。 でも別れたくないよっ。 チラッと神谷さんの横顔を盗み見る…。 やっぱりスキ…。 キレイな横顔に胸が締め付けるられる。 泣きそうになった…。 ついたのは、神谷さんのマンションだった…。