白銀のトライアングル

「せっかくの中華なのに、二人だけではちょっと物足りないかな!?」

と雅史がつぶやいた。

そうだった。

今日は中華を食べるから一人でも人数が多いほうが良いと思って直美が来ることに賛成したのは雅史自身だったことを思い出したのだった。

しかし、今さらこんな状況で余計な事を考えるのは面倒になった。

「とにかく、腹減ったからどこでもいいから食べようぜ!」

と直美に言った。

「ええ。」

と直美は答えながら、二人は小さいお店に入って行った。