白銀のトライアングル

あれから、1時間がたった。

「直美、大丈夫?」

と雅史が聞いた。

「ええ。」

直美は答えた。

直美は初めてだった。

でも、好きな人と愛し合えたことと、友紀奈から雅史を奪えたことに興奮していた。

だから、痛みよりも嬉しさで一杯だった。

そんなこととは知らない雅史は、すっかり有頂天になっていた。

二人は、この場所をあとにして、夕食を食べに行った。