白銀のトライアングル

「嘉雄さん、教えてくれてありがとう!」

「いや、別にタマタマ君がいただけさ・・・」

「うん。それでもいいわ!事情はわからないけれど、別れたってことは大変な変化があったのよね!」

「ああ・・・」

「だから、それを話してくれただけでも一歩前進よ!」

嘉雄も一樹も、友紀奈の前向きな気持ちに思わず感動していた。

「それに、来月が結婚式じゃ、お兄さんである一樹さんは結婚式に参列されるのよね?」

「ああ。俺は、妹の結婚式になるからな。それに、教会だし・・・」

「えっ?教会なの?」

「ああ。案外ここに近いよ。」

「じゃあ、私達3人で出席したら?だって、教会式なら誰でも祝ってあげられるじゃない!」

嘉雄も一樹も言葉を失った。