白銀のトライアングル

「お待たせ!」

「遅い、遅い。それに二人で参上とは、嘉雄もすみにおけないな!」

「違うって・・・」

「そうなの・・・私がリフト乗り場に辿り着けなくて、嘉雄さんが・・・」

「あっ!そうか!ごめんごめん!」

「そうだよ!一樹!彼女は初心者だって言ってたじゃないか!」

「そうかぁ~ココはちょっと来にくかったよな!」

「私こそごめんなさい・・・

まさかこんな上にレストランがあるなんて想像してなかったから・・・」

「俺が悪いんだよ。次回は下の店にでもしような!」

「そうだな!彼女、すぐにわかったよ!」

「えっ?」

「だって、あんな所で四苦八苦してるのは彼女ぐらいだったから!」

「もう、嘉雄さん!恥ずかしいから・・・」

「へぇ~!なんか二人とも、いい感じじゃん!」

「えっ?」

「そんなことないさ!」

「いやいや、嘉雄がこんなに女の子と話すのは、アレ以来じゃないかなぁ~?」

「一樹!」

「アレ以来???」

すっかり、友紀奈は興味を持っていたようだった。