白銀のトライアングル

「やっぱり、帰るわ!」

と席を立とうとした友紀奈を直美が遮った。

「ごめん。友紀奈に何も言わないで、こんな風にこの場を作ってしまって・・・」

直美は雅史に頼まれて、もう一度ちゃんと友紀奈と話し合いたいと言われてこの時をつくったのだった。

「私、何も彼に言う事はないから。」

と友紀奈が言ったのに、雅史が中に入って来た。

友紀奈は、一刻もはやくこの場を離れたかった。